数年前になりますが・・・
フランスのパリで開催された展示会に、人形仲間の友人 小峰恵子さんと
一緒に参加した時のこと・・・
イギリスまで足を延ばして、シェイクスピアの生誕地
「ストラトフォード・アポン・エイボン」を訪れました。
そこはエイボン川のほとりにあり、古い建物が多く残っていて
エリザベス朝の文化が漂う、情緒溢れる素敵な町でした。
100年以上の歴史を持つ伝統ある劇団
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)の建物です。
「ベニスの商人」を観劇。(現代風にアレンジされていました)
生家も訪れました。居間、台所、寝室など400年前そのままの姿が再現され
大切に保存されていました。
その後ロンドンに移動し、テムズ川沿いにあるグローブ座を訪れました。
16世紀末の姿をそのまま再現した木造建築で、鋼材などは一切使用されて
いないという、とても落ち着いた雰囲気の素晴らしい劇場でした。
演目は「終わり良ければ総て良し」
途中で雨が降り、身体が冷えきった私は体調を崩してしまいました。
が、長時間、小峰さんは最後まで観劇。この情熱は“さすが”デス!
どっぷり「シェイクスピア」に浸った後は・・・
折角のロンドン。かねてからの希望通り「アビーロード」行きを提案。
翌日、私の強い希望に彼女が付き合ってくれました。
“小峰さん、ありがとう! お陰で元気になりました。”
映画「LET IT BE」に出てきた白い扉のスタジオ。(閉鎖されていました)
世界一有名な横断歩道です。
各国から多くの人が来て写真を撮っていました。
そして、私達も・・・
アルバムのジャケットより
元気になった私
400年経った今も世界各地で上演されている劇作家「シェイクスピア」
世代を超えて歌い継がれ、聴く度に新しい発見がある「ビートルズ」
共にイギリスが生んだ偉大な「クリエーター」なのです。
時代を超え、国を超えて、今も世界中の人々に愛され続けている稀有な
“元祖”であり、且つ“リーダー”なのであります。
そして・・・ユーロスターに乗り、一路“パリ” へ・・・
バルコニーから眺めるパリ市街
展示会場にて
フランソワーズ・モレシャンさんと
日本文学研究の大学教授と
会場に来られたお客様と
「ストラトフォード・アポン・エイボン」「ロンドン」「パリ」
3都市を巡るとても有意義な10日間でした。