12月18日 晴れ
引き続き、懐かしい「和」をご紹介
【妖恋】 60cm 首可動
人毛で結髪
すが糸と違って人毛は弾力があるので、小さな顔には少し難しい作業でした。
人形は不思議です。
完成するや否や、独り歩きを始めます。
ひとたび私の手を離れた瞬間から、確たる意志を持って自己主張を始めます。
それら人形達の“内なる想い”を
ファインダーを通して、ストレートに伝えてくださる写真家「横山氏」に
心から敬意と感謝を申し上げます。
(撮影=横山写真工芸社)
12月18日 晴れ
引き続き、懐かしい「和」をご紹介
【妖恋】 60cm 首可動
人毛で結髪
すが糸と違って人毛は弾力があるので、小さな顔には少し難しい作業でした。
人形は不思議です。
完成するや否や、独り歩きを始めます。
ひとたび私の手を離れた瞬間から、確たる意志を持って自己主張を始めます。
それら人形達の“内なる想い”を
ファインダーを通して、ストレートに伝えてくださる写真家「横山氏」に
心から敬意と感謝を申し上げます。
(撮影=横山写真工芸社)
12月1日 晴れ
今日から師走。
月カレンダーも最後の一枚になりました。
コロナに振り回された、あっという間の一年でしたね。
来年はどんな年になるのでしょうか・・・?
窓辺に差し込む初冬の柔らかい日差しに
祈りにも近い思いで、明るい未来を願わずにはおれません。
さあ~、気を取り直して
引き続き「和」をご紹介させていただきますね。
【待ちわびて】縮緬貼り すが糸使用
これも芸術誌のN氏がアレンジしてくださいました。
一見地味ですが、パリのルーブル美術館展に出展し、高くご評価頂いた作品です。
(撮影=横山写真工芸社)
<会場の様子>
【フランス・パリ美の革命展】
大盛況の初日(テープカットセレモニー)
パリでご活躍のデザイナー「高田賢三」氏も参加!
熱心に観てくださっています。
ルーブル美術館
ところで、私の人形をいつも撮影してくださるプロの写真家がおられるのですが
実は、N氏にご紹介して頂いた方なのです。
「大阪で一番腕の良い写真家を紹介しますよ。この方を訪ねて、撮ってもらってください。」
と言ってくださり、(当時私は大阪・枚方に住んでおりましたので)
N氏に指示された住所を頼りに、天王寺にある横山写真工芸社のスタジオへ訪れました。
そこで初めて写真家・横山雅次氏にお会いし、以後、専属になっていただきました。
穏やかなお人柄ですが、一旦撮影に入ると、
お声掛けするのも憚れる程の集中力で撮ってくださるので
<只々、感謝あるのみ、作家冥利に尽きる>のです。
いろんな方のお力があって“今の私が在る”のだと思います。
ほんの一部ですが、ありのままをご紹介させていただきました。
来年こそ明るい光が見えますように・・・!!
11月24日 晴れ
今日は風の強い一日です。
晩秋を迎え、木の葉も深く色づいていますが
この風で紅葉も散り始め、
だんだん冬が近づいて来ていると感じます。
さて・・・引き続き懐かしい「和」人形をご紹介致します。
芸術誌の編集者N氏が私の為に特別にアレンジしてくださった写真を
今回、ご紹介させていただきます。(N氏に感謝をこめて・・・)
人形は、川﨑裕子人形写真集【夜想曲】に掲載した「和」作品【浪漫】です。
(縮緬貼り すが糸使用)
素敵なアレンジだったので大切に保管していました。
<はんなり>とした日本女性の佇まいを醸し出しているとして
海外で高く評価して頂いた最初の作品です。
「和」の奥深さをもっともっと学びたい!・・・
そう思わせてくれた作品です。
11月11日 晴れ時々曇り
今年も残り2か月を切りました。
コロナ、コロナの一年でしたね。
疲れもどっと出てきました。
そこで、皆様に少しでも元気になっていただこうと思いまして
昔の懐かしい「和」人形をご紹介していこうと思います。
楽しんで頂ければ幸せです。
【夢草紙】縮緬貼り 約60cmのポーズ人形
随分前になりますが、
人形作家の辻村寿三郎氏が人形町の工房で制作しておられる処をお訪ねした折
人形について貴重なお話を若輩の私にも気軽にしてくださいました。
帰り際に、「結髪するんなら、これ、使ってごらん」と言って
髪用の黒い糸を少し分けてくださいました。
「えっ!この私に?」
何という懐の深さ!!
夢を見ているようでした。
その貴重な糸で「立て兵庫」という髪型を結い上げ、
この姉御肌の【夢草紙】を作りました。
「和」を作り始めた頃の懐かしい思い出が詰まった作品です。
11月4日 晴れ
『本屋の人形展』昨日無事に終了致しました。
ありがとうございました。
クラフトアート人形コンクール実行委員会のスタッフの皆様をはじめ
大垣書店の皆様、ご高覧くださいました方々に心より感謝とお礼を申し上げます。
会場での新しい出会い、懐かしい出会いを
これからも大切にして参りたいと思います。
10月23日 晴れ
<展示会のご案内>
『本屋の人形展』改めてご案内申し上げます。
昨年と同様、大垣書店京都本店にて開催されます。
会期:10月29日(金)~11月3日(水・祝)
時間:午前11時~午後7時(最終日は午後4時迄)
<写真は廣安瑞枝氏の作品>
秋も深まってまいりました。
どうかごゆるりと足をお運びくださいまして
人形とのひと時をお楽しみくださいませ。
10月7日 晴れ
だんだん秋らしくなってきましたね~。
さて・・・
昨年と同様、今年も『本屋の人形展』が開催されます。
********************
会期:10月29日(金)~11月3日(水)
場所:大垣書店京都本店
(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78)
~~詳しくは後程~~
********************
今回は懐かしいレリーフ2点を出品致します。
1点目は【金色の舞】
与謝野晶子の短歌をモチーフにした作品です。
高校時代、与謝野晶子の短歌とその生き方を熱く語る現国の先生がおられました。
小柄な女性で、凛とした佇まいがとても素敵な先生でした。
その影響なのでしょうか・・
以来ずーっと「晶子」は私の心の片隅に住み続けていました。
人形を作るようになってから、
その思いは確かな形となって私の前に現れてきました。
支えなしで、つま先立ちをする作品【熱き血汐】に晶子の全てを集約させ、
作品集の表紙に使用しました。
今回のレリーフは、夕日に輝きながら舞い散る銀杏を擬人化した作品です。
2点目は【カオス】
(エアブラシ使用)
20年前の作品です。
20年後、想像だにしなかったことが今起きている!
正に「カオス」・・・!?
2016年初版発行されるや、忽ち世界的大ベストセラーとなった
【サピエンス全史】とリンクさせました。
「認知革命」「農業革命」「科学革命」・・さて次は何が来るのか?
ひたひたと・・何かがもうすでに始まっているのかも知れない!!
これらの懐かしいレリーフ2点の他、
他の作家様の素敵なお作品も是非楽しんで頂ければ幸せに存じます。
コロナ対策万全のうえ、どうぞごゆるりとご高覧くださいませ。
9月23日 晴れ
こんにちは!
【アンナ】です。
くらしと生協「好きな暮らし2021秋冬号」
~~『川﨑裕子の抱き人形』~~にて
再び皆様とお会いできることになりました。
とっても嬉しいです♥♥♥
どうぞよろしくお願い致します!!
と言っても・・・前回は3年前でしたので
ご存じない方もおられると思いますので
改めて自己紹介させていただきますねっ。
私【アンナ】はビスクドールの「抱き人形」です。
身長は46㎝。首、手、足が動くので軽いポージングが出来ます。
胴体はクロスボディなので、柔らかな抱き心地です。
きっと、心がほっこりするでしょう♥
髪には可愛い「うさ耳」の飾りが付いています。
自在に形を変えることもできるんですよ。
形を自由に変えて楽しんでね!
レース付きクッション2個もお付けしています。
長引くコロナ禍、疲れたあなたにそっと寄り添い
優しくあなたを癒してくれることでしょう!!
全国の皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
9月17日 曇りのち雨
≪ご案内≫
もうすでに始まっています。
カタログ通販
くらしと生協「好きな暮らし 2021秋冬号」
~~『川﨑裕子の抱き人形』~~
今年はご好評につき【アンナ】が再登場!!
抱っこした瞬間
指先から伝わる柔らかな感触が
長引くコロナ禍で疲れ切った貴女の心を和ませ
癒してくれることでしょう!
それは、きっと・・・
我が子を初めて抱き上げた
あの時のあの感動を思い起こさせてくれるから・・・
あの時の優しい気持ちに戻れるから・・・
柔らかな抱き心地と
くりくりお目々に可愛い「うさ耳」の【アンナ】ちゃん!!
全国の皆様に再びお届けできますこと、大変幸せに存じます。
8月28日 晴れ
<<創作ドール展のご案内>>
~~『私の宝石箱展』~~
開催期間:2021年9月9日(木)~9月20日(月)
場所:タイムロマンギャラリー2F
〒650-0021 神戸市中央区北長狭通4丁目1-12
TEL&FAX:078-327-4680
URL : www.timeroman.com/
この度、上記の創作ドール展に参加させて頂くことになりました。
素敵なお人形達と一緒に楽しんで頂けたら幸せです。
<<出展作品:抱き人形>>
名前:「葵」(あおい)
全長:48cm
重量:700g
素材:ビスクドール クロスボディ グラスアイ 人毛
衣装:正絹(古布)大正末期から昭和初期
胸元の飾り2個:京都オパール(京セラが独自に開発した人工オパール)
木製台座(和紙貼り)付き
渋い柄の衣装について・・・
エピソードをひとつご紹介させて頂きますね。
実は、明治生まれの母方の祖父の物(着物の裏)なのです。
祖父は大阪商工会議所(五代友厚設立)に所属し
子供服を製造販売していました。
大丸やそごう等の百貨店にも卸していて
中でも、子供用エプロンは大ヒットしたそうです。
話によると、とてもお洒落な人だったらしく、
着物の裏地にまで拘ったとか・・・
母から譲り受けた、洗い張りした着物地の中に
この古布がメモいりで入っていました。
見るなり“これだ!”と思い
今回の展示衣装に使用しました。
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祖父のお気に入りの布地を使用するにあたり
実家の妹に「何か写真あるかしら?」と、尋ねたところ
古いアルバムに残っている中から
次の2枚を送ってきてくれました。
祖父(愛馬と乗馬クラブにて)
見本市の様子(祖父の名前がそのまま商店名に・・)
朝日会館は大阪の中心地、中之島にありました。
今は建て替えられてフェスティバルホールになっています。
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大変な時期ではありますが
どうか万全体制でご高覧頂ければ幸せに存じます。
ネットでもご覧頂けます。