令和5年 元旦
明けましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
令和5年 元旦
明けましておめでとうございます。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
12月25日 晴れ
先日、作家仲間の友人、小峰恵子さんが素敵な小冊子を送ってくれました。
私が「与謝野晶子好き」なのを知ってくれていたので
今月初め、彼女がご主人様と共に大阪堺市の妖怪イベントに参加した折
同市出身の与謝野晶子の記念館に訪れて、わざわざ送ってくれたのです。
ありがとう!!
ほんとに感謝です!!
同時に、とても懐かしく思いました。
なぜなら・・・
高校時代、現国の授業で「与謝野晶子」を学んで以来
晶子は私の心にず~っと住み続けていたからです。
そして・・・
人形の世界に入ってから、歌を立体化し、具現化してきたからです。
晶子のほとばしる情熱を目に見える形に置き換えてきたのです。
この歌は有名な歌集【みだれ髪】に収録されています。
晶子らしい歌ですね~。
(エアブラシを使用しました)
今思うと、まだまだ未熟で稚拙なレリーフですが
若さと勢いで、歌に思いを乗せて作ったのを思い出します。
他にも、「本屋の人形展」に出品した「金色の舞」など
銀杏を擬人化したレリーフも作りました。
レリーフは絵画的に表現ができる楽しい技法です。
そして・・・
有名な歌集【みだれ髪】から
晶子が鉄幹に思いをぶつけた最も熱い歌を具現化した「あつき血汐」を作り
作品集の表紙にしました。
【あつき血汐】作品集表紙
つま先のみで立っています。
支えはありません。
赤い布は柔らかな縮緬です。
(バランス良く作れば当然の理なのです)
(作品集より)
<支えなしでつま先立ちするポーズは正に晶子の生き方そのもの>
20年ほど前の懐かしい想いが甦ってきます。
「厩戸皇子」がきっかけでのめり込んだ「人形の世界」
なんと魅惑的で、不可思議で、心揺さぶる深淵な世界なのでしょう!!
この魔力から抜け出るのは容易ではありません。
抗わず、自然体で、まだ暫くはこの身を委ねることに致しましょう!!
【厩戸皇子】 人形を作り始めた頃、沼落ちを決定づけた作品です。
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来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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12月5日 曇り時々晴れ
私は今、深い深い沼に落ちています。
「羽生結弦」という底なし沼に・・・
一度でも彼の演技を「生」で観たことのある方なら
きっとお分かりいただけるだろう。
高度なスケート技術は勿論のこと
卓越したビジュアルから発せられる、とてつもない“オーラ”
すべてを超越した“美しさ”に魅せられてしまうのです。
<プロローグオフィシャルガイドブック>
今日12月5日はプロ転向後初のワンマンアイスショー「プロローグ」の千秋楽。
開催地は青森の八戸で、新幹線も増発されるほどの大人気です。
CS放送で生配信され、全国77か所の映画館でライブビューイングされました。
青森までは行けないので、ライブビューイングを申し込みました。
なんと、ラッキーなことに当たったのです!!
この日の為にアンテナの取り付け工事をし、スカパーに申し込み、録画セットを済ませ、
ワクワクしながら、チケットを持って、映画館に急ぎました。
まるで、子供のように・・・(笑)
大画面での迫力、素晴らしさにまだ酔いしれています。
さあ~、2023、2、26の東京ドームは大変なことになりそうです!!
11月15日 晴れ
先日、カナダ・バンクーバーに住む次女から
秋の便りが届きました。
メイプルリーフの美しい落ち葉。
日本ではなかなか見ることのない色どりです。
カナダ国旗にもなっているメイプルリーフの紅葉。
先日、早くも雪が降ったとか・・・
冬の訪れは日本より一足早いようです。
11月8日 晴れ
以前、夢二【黒船屋】の「和」の目元アップを
“つけまつげ”の時にご紹介させていただきました。
なので、今回は【モン・パリ】の「洋」の目元アップを
ご紹介させていただこうかと思います。
「和」と「洋」の違いを『目』だけで作り分けるのはなかなか難しく
私もまだまだ、これからの課題をたくさん残しておりますが
人形作家をめざして頑張っておられる若い方々の
少しでもお役に立てれば幸せでございます。
「和」の時と同様、市販のつけまつげをカットして、1本1本上瞼に付けていきます。
髪をつける前の状態
髪をつけ、衣装を着せて完成です。
11月7日 晴れ
今回【モン・パリ】に使用したプリーツ加工の生地は
イメージした通りに流れるラインを生み出してくれる
とても楽しい生地でした。
ロックミシンで仕上げます。(フリルも綺麗にできます)
人形にまとわせ、布をいろいろ動かしながら
デザインを決めていきます。
「ここをこうして・・・う~ん、長さはこれくらいかなぁ~・・?」
独り言をブツブツ言いながらのこの過程が
私にはとても楽しい時間なのです。
そう、生地と会話をしています。
布の流れを楽しみながら
シャンゼリゼを通り抜ける足元の風を少しでも感じていただけたら嬉しいです!!
11月5日
引き続き、人形展のご案内を申し上げます。
第8回創作ドール 「ファッション展」
場所=神戸ドールミュージアム タイムロマン1F
期間=11月11日(金)~11月20日(日)
タイムロマン様の企画展に今年も参加させていただきます。
テーマが「ファッション」なので、最初に浮かんだのが「パリ・コレ」でした。
衣装は、黒とプルシャンブルーのプリーツ加工を施した生地。
その特性を活かして、私流の「パリ・コレ」を勝手にイメージしながら
思いっ切り楽しんでデザインしました。
靴はローファーパンプスで、ドレスの模様に合わせたデザインです。
細いゴールドのラインを入れて、チョーカーの色合いにも合わせました。
タイトルは【モン・パリ】
パリの空の下、シャンゼリゼを軽やかな足取りで歩くマドモアゼルをイメージして頂ければ幸せです。
おしゃれな街、「神戸とパリ」
人形達の誘いに身を委ね
心ゆくまでごゆっくりご高覧くださいますようご案内申し上げます。
11月4日 晴れ
「本屋の人形展」昨日、無事に終了致しました。
平日で1日約100人のお客様にご来場いただき
誠にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
10月28日 晴れ
いよいよ搬入です。
今回、竹久夢二【黒船屋】を作るに当たって
人形作りから台座完成まではすんなりと順調に進んだのですが
いざ、黒猫つくりになるとなかなか前に進まず、大変苦労しました。
猫が身近にいないので、ペットショップへ行ったり、
毎日毎日YouTubeで動画や画像を見たりと、
動物苦手な私には悪戦苦闘の連続でした。
なんとか妥協できるところまで、やっと漕ぎつけたのですが・・・
「黒猫に見えるかなぁ~・・・?」
未だ、一抹の不安を残しながらも
なんとか間に合って、今、安堵しています。
夢二は純粋に愛した「彦乃」を病で失い
失意のどん底で、彼女を思いながら【黒船屋】を描いたと言われています。
大きな後ろ姿の黒猫は、まるで女性を独占しているかのようです。
それは、夢二自身なのかも知れません。
明日10月29日から11月3日まで開催されます「本屋の人形展」にて
私流の 竹久夢二【黒船屋】を楽しんで頂ければ幸せです。
どうぞごゆっくりご高覧くださいませ。
10月23日 晴れ
いよいよ今週末から京都河原町にて
「本屋の人形展」が始まります。
今年で3年目になります。
京都3大祭りのひとつ【時代祭り】も先日3年ぶりに行なわれ
賑わいを戻しつつあります。
京都の秋を味わいながら
どうぞごゆるりとご高覧くださいますようご案内申し上げます。
今年の案内はがきの表紙は
松田珠江さんの作品です。
本を手にした少女の瞳は
何かを語りかけているようです。
私は 竹久夢二「黒船屋」を出品します。
全長80cmのオールビスクの球体関節人形です。
以前から作りたいと思っていた作品です。
ごゆっくりご鑑賞ください。
(初日と最終日に在廊します。)