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謹賀新年
令和四年 (2022年)1月1日 晴れ
明けましておめでとうございます。
新しい出会いに心から感謝申し上げます。
良き年となりますように!!
人形達の“内なる想い”
12月18日 晴れ
引き続き、懐かしい「和」をご紹介
【妖恋】 60cm 首可動
人毛で結髪
すが糸と違って人毛は弾力があるので、小さな顔には少し難しい作業でした。
人形は不思議です。
完成するや否や、独り歩きを始めます。
ひとたび私の手を離れた瞬間から、確たる意志を持って自己主張を始めます。
それら人形達の“内なる想い”を
ファインダーを通して、ストレートに伝えてくださる写真家「横山氏」に
心から敬意と感謝を申し上げます。
(撮影=横山写真工芸社)
専属の写真家
12月1日 晴れ
今日から師走。
月カレンダーも最後の一枚になりました。
コロナに振り回された、あっという間の一年でしたね。
来年はどんな年になるのでしょうか・・・?
窓辺に差し込む初冬の柔らかい日差しに
祈りにも近い思いで、明るい未来を願わずにはおれません。
さあ~、気を取り直して
引き続き「和」をご紹介させていただきますね。
【待ちわびて】縮緬貼り すが糸使用
これも芸術誌のN氏がアレンジしてくださいました。
一見地味ですが、パリのルーブル美術館展に出展し、高くご評価頂いた作品です。
(撮影=横山写真工芸社)
<会場の様子>
【フランス・パリ美の革命展】
大盛況の初日(テープカットセレモニー)
パリでご活躍のデザイナー「高田賢三」氏も参加!
熱心に観てくださっています。
ルーブル美術館
ところで、私の人形をいつも撮影してくださるプロの写真家がおられるのですが
実は、N氏にご紹介して頂いた方なのです。
「大阪で一番腕の良い写真家を紹介しますよ。この方を訪ねて、撮ってもらってください。」
と言ってくださり、(当時私は大阪・枚方に住んでおりましたので)
N氏に指示された住所を頼りに、天王寺にある横山写真工芸社のスタジオへ訪れました。
そこで初めて写真家・横山雅次氏にお会いし、以後、専属になっていただきました。
穏やかなお人柄ですが、一旦撮影に入ると、
お声掛けするのも憚れる程の集中力で撮ってくださるので
<只々、感謝あるのみ、作家冥利に尽きる>のです。
いろんな方のお力があって“今の私が在る”のだと思います。
ほんの一部ですが、ありのままをご紹介させていただきました。
来年こそ明るい光が見えますように・・・!!
Kawasaki Yuko Work of Legend
11月24日 晴れ
今日は風の強い一日です。
晩秋を迎え、木の葉も深く色づいていますが
この風で紅葉も散り始め、
だんだん冬が近づいて来ていると感じます。
さて・・・引き続き懐かしい「和」人形をご紹介致します。
芸術誌の編集者N氏が私の為に特別にアレンジしてくださった写真を
今回、ご紹介させていただきます。(N氏に感謝をこめて・・・)
人形は、川﨑裕子人形写真集【夜想曲】に掲載した「和」作品【浪漫】です。
(縮緬貼り すが糸使用)
素敵なアレンジだったので大切に保管していました。
<はんなり>とした日本女性の佇まいを醸し出しているとして
海外で高く評価して頂いた最初の作品です。
「和」の奥深さをもっともっと学びたい!・・・
そう思わせてくれた作品です。
懐かしい作品をご紹介
11月11日 晴れ時々曇り
今年も残り2か月を切りました。
コロナ、コロナの一年でしたね。
疲れもどっと出てきました。
そこで、皆様に少しでも元気になっていただこうと思いまして
昔の懐かしい「和」人形をご紹介していこうと思います。
楽しんで頂ければ幸せです。
【夢草紙】縮緬貼り 約60cmのポーズ人形
随分前になりますが、
人形作家の辻村寿三郎氏が人形町の工房で制作しておられる処をお訪ねした折
人形について貴重なお話を若輩の私にも気軽にしてくださいました。
帰り際に、「結髪するんなら、これ、使ってごらん」と言って
髪用の黒い糸を少し分けてくださいました。
「えっ!この私に?」
何という懐の深さ!!
夢を見ているようでした。
その貴重な糸で「立て兵庫」という髪型を結い上げ、
この姉御肌の【夢草紙】を作りました。
「和」を作り始めた頃の懐かしい思い出が詰まった作品です。