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葵祭
5月15日 晴れ
今日は「葵祭」です。
京都は朝から華やいでいました。
祇園祭、時代祭と並ぶ京都三大祭のひとつで
正式には「賀茂祭」と云うそうです。
歴史は古く、京都最古の祭だとか・・・
そう言えば「源氏物語」にも出てきますよね。
六条の御息所と正室葵の上との「車争い」の場面に!
<見物の牛車がびっしりと並び、止めるところがなく立ち往生した結果、
御息所の車が、葵の上のお供の車の後に押しやられてしまい、結局、
彼女(御息所)は何も見物できずに、悔しい思いをさせられるのです。>
当時、駐車場もいっぱい・・つまりどこも満車状態!って訳です。
それほど盛大なお祭りだったのですねぇ~。
そして平成の今も、沿道には多くの見物客でいっぱい・・
外国の方も大勢来られていました。
みんな片手にスマホを持って・・・!
行列の先頭です。現代版「検非違使」(京都府警)
平安装束を忠実に再現
斎王代
牛車です!
当時、この車が都大路をねり歩いていたのですね。
行列は、朝、京都御所を出発し下鴨神社に行った後、
午後から更に北上して上賀茂神社に向かいました。
優雅な王朝絵巻の再現に思わずため息が・・・
・・・ふと思いました。
平安貴族が現代にタイムスリップして
スマホで撮られているのを見たら何て思うかしら・・・?
「与 勇輝」展
5月7日 雨
ゴールデンウイーク、終わりましたね。
旅行を楽しまれた方、たくさんおられるのではないかしら?
さあ~、今日からまた気分を新たに、頑張りましょうね!
昨日、京都高島屋で開催されている「与 勇輝」展に行ってきました。
・・人形が、ただそこに静かに立っているだけなのに・・
その性格、心情、生活背景までがこちらに伝わってくる。
まなじりの奥に“はっ”とさせられる瞬間がある。
改めてその“凄さ”に驚かされました。
人形への思いが一層深まったように思います。
帰りに四条大橋から眺めた鴨川です。
ゆったりと静かに流れる様子が、心を更に満たしてくれました。
展示されていた約150体のお人形さんたちへ・・
・・<どうも ありがとう>・・!!
<プレミアムおけいはん>
4月19日 晴れ
桜の後、いよいよ新緑の美しい季節になってきました。
どの木も、若葉が光を浴びてみずみずしく輝いています。
今日は最高に“プレミアム”な一日でした。
いつもの仲良しグループと「プレミアムチケット」を買い
京阪電車の特急特別車両に乗って、京都出町柳までの僅かな時間を
ゆったりと優雅に楽しみました。
そう・・私達・・<プレミアムおけいはん>・・・!!
プラットフォームの乗車口
扉が開くと美しい乗務員さんがお出迎え
座席もゆったりと・・
終点出町柳駅構内です・・京都らしい趣が・・・
(因みに、京阪電車は京都~大阪間を運行している関西の私鉄で、
・・<京阪のる人、おけいはん>・・
とTVのCMなどで親しまれています。)
出町柳から叡山電鉄の特別車両「ひえい」に乗り換えて
洛北の「八瀬比叡山口」へ。
今年の3月21日にデビューしたばかりで
デザインがとっても可愛いのです。
(大勢の“撮り鉄”さんに囲まれていました。)
町並みを抜け、終点の八瀬比叡山口に降りると
目の前には素晴らしい新緑のパノラマが広がっていました。
高野川のせせらぎを聞きながら新緑のシャワーを浴びていると
予想外のプレミアムな空間に出会いました。
「ルイ・イカール美術館」!!
大・大・大好きな「ルイ・イカール」が・・何故 ここに・・!?
「ルイ・イカール」はアール・デコの時代、
おしゃれで優雅な可愛らしいパリジェンヌを
細かいタッチの銅版画で表現し、パリで活躍したフランスの画家。
私の作品作りに多くのヒントを与えてくれた、大好きな画家なのです。
すぐ近くの瑠璃光院の方が私的に収集され、
コレクターの私邸として作られた美術館でした。
思いがけない“出会い”に大感激の私。
・・・<プレミアムはトレビア~ン!!>・・・
八重と葉桜
4月11日 晴れのち曇り
満開の桜もあっという間に散ってしまいましたね。
ちょっぴり寂しい気分・・・
気が付くと、若々しい葉が勢いよく伸びて、若緑色の葉桜に。
でももう少し、花を楽しむ事ができるのですよ。
待ってました“八重桜”!!
いつもの散歩道に見事な花を咲かせています。
(八重と葉桜の並木道)
(枝先までくす玉のように・・・)
(こんな咲き方も・・・ありなのです!)
どうして、こんなに心が華やぐのでしょう!
しばらく、雨よ降らないで!!
春風を聴きに・・・
3月24日 晴れ
やっと暖かくなり、一気に桜が咲き始めました。
(京都・祇園白川界隈にて)
今年はいつもより少し早いようです。
桜前線北上に伴い、まもなく日本中が桜色に・・!
思わず気持ちが華やぎますね。
春の陽気に誘われて・・・
今日は、素敵な人形展に行ってきました。
京都西陣にあるギャラリー「美晴花ギャラリア・ドス」
京町屋をリフォームした人形専門のギャラリーで
その静かな佇まいが人形達を一層引き立てていました。
藤村光環氏作 気品に満ちた胡粉塗りの和人形
恋月姫氏作 圧倒的存在感のあるビスクドール
その他、現在活躍中の作家さん達による作品の数々。
どれも個性豊かにしっかりと自己主張していて
楽しく観覧させて頂きました。
頂いた案内はがきに記されていた言葉。
京都らしくてとっても素敵ですよね。
<春風の桜と人形たち>
また訪れたくなりました。