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アーカイブ展
12月1日 曇り時々晴れ
今日から師走。
1年、早いですねぇ~。
寒くなりそうです。
暖かくして、お過ごしくださいね。
昨年の「シェイクスピア生誕400年祭」がとても好評だった為
アーカイブ展が開催されることになりました。
3日にはXmasコンサートもあります。
搬入、展示準備のため、明日東京に向かいます。
一年ぶりに、東京在住の作家の皆様にお会いできるのを
楽しみにしていま~す!!
私「マリー」です!
11月19日 晴れ
現在制作中の「抱き人形・マリー」を少しご紹介しましょう。
ビスクドールは、何度も窯に入れ高温で焼成する為、
作業はなかなか根気が要ります。
これは、焼成後、研磨しているところです。
細心の注意を払い、丁寧に・・丁寧に・・磨きます!
更に、高温で焼成し、また丁寧に研磨します。(ひたすら磨くのです!!)
その後も数回焼成(絵付け)を繰り返します。
< 可愛くなぁ~れ! >
グラスアイを入れたら・・・ほらっ!!
ふっくらほっぺ に つぶらな瞳 の「マリー」になりました。
手と足も・・・ふっくらと・・・こんな感じに!!
ペチコート風のドロワーズを着ています。
(実物大の型紙付き)
(作り方解説付き)
レースいっぱいのお帽子を被って・・はい!出来上がりました。
私、「マリー」です。
よろしくね!!
くらしと生協「好きな暮らし」2017 秋冬号に
私、載っています。
皆様に可愛がって頂き、本当に幸せです。
いつもそばに置いて、語りかけてくださいね。
これからも、多くの方にお会いできることを楽しみにしています。
< 素敵な出会いに心が弾みます!!>
正倉院展
11月8日 雨時々曇り
今日は小雨まじりのあいにくのお天気でしたが
いつもの仲良しグループと毎年恒例の「正倉院展」に行ってきました。
今年も見応えのある展示品ばかり。
パンフレットの「羊木臈纈屏風」(ろうけつ染めの屏風)
巨大な巻き角をもつ羊は、ササン朝ペルシャなど西アジアで流行した聖獣文様。
なんてエキゾチック!
緑青を使用したと言われる樹葉や草
なんてきれいな淡緑色!
遠路はるばるシルクロードを渡ってきたと思いきや
なんと国産品だというこの驚き!!
(正倉院宝物の95%が国産なのだそうです)
美しい螺鈿、技巧を凝らした精緻な仕上げ、
展示品ひとつ一つが、見事な宇宙を作り上げています。
その他、漆塗りの竪琴や、ご遺愛の尺八などなど・・・
これら全てを聖武天皇が実際に触れていたことを想像すると
1300年の歴史の凄さを感じずにはおれません。
感慨深く、心が揺さぶられる思いがするのです。
そして・・・<よくぞ、残してくださった!!>
と、今年も光明皇后に感謝しつつ、タイムトラベルを終え、出口へ向かいました。
外は雨もやんで、しっとりとした秋の景色が広がっていました。
帰りにみんなで食べた <“おうす と わらび餅”>
とっても美味しかったです!!
中秋の名月
10月4日 晴れ
今日は「中秋の名月」です。
朝からよいお天気だったので、きっと綺麗なお月さまが見られるワ・・
と、夜になるのをとても楽しみにしていました。
期待通り!!
なんて綺麗なお月さま!!
家の近所に生えているススキと一緒に撮りました。
この神秘的な輝きに“心ざわめく”のは 私だけなのでしょうか?
THE 京都!!
9月26日 晴れ
日が短くなりましたね~。
お彼岸も終わり、これから秋が一気に深まっていきます。
秋分の日、妹が遊びに来てくれました。
そう・・人形の世界に入るきっかけを作ってくれた
6歳年下の可愛くて、楽しい妹です。
京都駅で待ち合わせ、美味しい食事のあと
<これぞ 京都!!>を満喫すべく「金閣寺」へ直行しました。
(まるで絵葉書のようです)
さすが京都室町文化の最高峰・・文句なしに“美しい”の一言!!
唯一、天皇を目指した将軍、足利義満の財力と権力は
私達の想像をはるかに超えていたのかも知れませんね。
おしゃべりをしながらゆっくり歩いて「龍安寺」へ
「石庭」で有名ですよね。(ハイ!・・教科書に載ってます!!)
15個の石が配され、凛とした空気の中、「禅」の佇まいを感じました。
多くの観光客も、ここではしばし無言に・・・
そして、次に向かったのが「嵐山」
駅周辺はお土産店が並ぶ、賑やかな観光スポットになっています。
目指すは「天龍寺」です。
<吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が夢窓国師を開山として創建した>
と案内に書かれていました。
京都五山第一位の寺格を誇ったそうです。
この寺は、雅で壮大な庭園が有名なのですが
私が心惹かれたのは、散策コース内にさりげなく咲いていた「萩」の花でした。
綺麗に手入れされた風情あるその様は、まさに「京の小さな秋」を感じる瞬間でした。
万葉集にも詠われた日本古来の花、「萩」は秋の七草のひとつです。
<萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝貌の花>(山上憶良)
垣根越しの萩の花に心を寄せて歌を交わした都人を想像させてくれました。
千年の都「京都」は、いつ行っても味わい深い趣があります。
おしゃべりの花もいっぱい咲かせた、とっても楽しい“京都”でした。
またいらっしゃいね!
待ってますよ~っ!!