11月15日 晴れ
先日、カナダ・バンクーバーに住む次女から
秋の便りが届きました。
メイプルリーフの美しい落ち葉。
日本ではなかなか見ることのない色どりです。
カナダ国旗にもなっているメイプルリーフの紅葉。
先日、早くも雪が降ったとか・・・
冬の訪れは日本より一足早いようです。
11月15日 晴れ
先日、カナダ・バンクーバーに住む次女から
秋の便りが届きました。
メイプルリーフの美しい落ち葉。
日本ではなかなか見ることのない色どりです。
カナダ国旗にもなっているメイプルリーフの紅葉。
先日、早くも雪が降ったとか・・・
冬の訪れは日本より一足早いようです。
11月8日 晴れ
以前、夢二【黒船屋】の「和」の目元アップを
“つけまつげ”の時にご紹介させていただきました。
なので、今回は【モン・パリ】の「洋」の目元アップを
ご紹介させていただこうかと思います。
「和」と「洋」の違いを『目』だけで作り分けるのはなかなか難しく
私もまだまだ、これからの課題をたくさん残しておりますが
人形作家をめざして頑張っておられる若い方々の
少しでもお役に立てれば幸せでございます。
「和」の時と同様、市販のつけまつげをカットして、1本1本上瞼に付けていきます。
髪をつける前の状態
髪をつけ、衣装を着せて完成です。
11月7日 晴れ
今回【モン・パリ】に使用したプリーツ加工の生地は
イメージした通りに流れるラインを生み出してくれる
とても楽しい生地でした。
ロックミシンで仕上げます。(フリルも綺麗にできます)
人形にまとわせ、布をいろいろ動かしながら
デザインを決めていきます。
「ここをこうして・・・う~ん、長さはこれくらいかなぁ~・・?」
独り言をブツブツ言いながらのこの過程が
私にはとても楽しい時間なのです。
そう、生地と会話をしています。
布の流れを楽しみながら
シャンゼリゼを通り抜ける足元の風を少しでも感じていただけたら嬉しいです!!
11月5日
引き続き、人形展のご案内を申し上げます。
第8回創作ドール 「ファッション展」
場所=神戸ドールミュージアム タイムロマン1F
期間=11月11日(金)~11月20日(日)
タイムロマン様の企画展に今年も参加させていただきます。
テーマが「ファッション」なので、最初に浮かんだのが「パリ・コレ」でした。
衣装は、黒とプルシャンブルーのプリーツ加工を施した生地。
その特性を活かして、私流の「パリ・コレ」を勝手にイメージしながら
思いっ切り楽しんでデザインしました。
靴はローファーパンプスで、ドレスの模様に合わせたデザインです。
細いゴールドのラインを入れて、チョーカーの色合いにも合わせました。
タイトルは【モン・パリ】
パリの空の下、シャンゼリゼを軽やかな足取りで歩くマドモアゼルをイメージして頂ければ幸せです。
おしゃれな街、「神戸とパリ」
人形達の誘いに身を委ね
心ゆくまでごゆっくりご高覧くださいますようご案内申し上げます。
11月4日 晴れ
「本屋の人形展」昨日、無事に終了致しました。
平日で1日約100人のお客様にご来場いただき
誠にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
10月28日 晴れ
いよいよ搬入です。
今回、竹久夢二【黒船屋】を作るに当たって
人形作りから台座完成まではすんなりと順調に進んだのですが
いざ、黒猫つくりになるとなかなか前に進まず、大変苦労しました。
猫が身近にいないので、ペットショップへ行ったり、
毎日毎日YouTubeで動画や画像を見たりと、
動物苦手な私には悪戦苦闘の連続でした。
なんとか妥協できるところまで、やっと漕ぎつけたのですが・・・
「黒猫に見えるかなぁ~・・・?」
未だ、一抹の不安を残しながらも
なんとか間に合って、今、安堵しています。
夢二は純粋に愛した「彦乃」を病で失い
失意のどん底で、彼女を思いながら【黒船屋】を描いたと言われています。
大きな後ろ姿の黒猫は、まるで女性を独占しているかのようです。
それは、夢二自身なのかも知れません。
明日10月29日から11月3日まで開催されます「本屋の人形展」にて
私流の 竹久夢二【黒船屋】を楽しんで頂ければ幸せです。
どうぞごゆっくりご高覧くださいませ。
10月23日 晴れ
いよいよ今週末から京都河原町にて
「本屋の人形展」が始まります。
今年で3年目になります。
京都3大祭りのひとつ【時代祭り】も先日3年ぶりに行なわれ
賑わいを戻しつつあります。
京都の秋を味わいながら
どうぞごゆるりとご高覧くださいますようご案内申し上げます。
今年の案内はがきの表紙は
松田珠江さんの作品です。
本を手にした少女の瞳は
何かを語りかけているようです。
私は 竹久夢二「黒船屋」を出品します。
全長80cmのオールビスクの球体関節人形です。
以前から作りたいと思っていた作品です。
ごゆっくりご鑑賞ください。
(初日と最終日に在廊します。)
9月29日 曇り
台座完成しました。
高さは22cmです。
人形の全長が80cmあるので
下駄を履かせて座らせると、ちょうどこの高さになりました。
「黒船屋」の文字は油絵具を使用しています。
絵具独特の厚みで文字に立体感が出ました。
もう、どんな人形を作っているか
お分かりいただけたのではないでしょうか。
そう、あの有名な絵、竹久夢二「黒船屋」です。
本来ならば、これは、固定ポーズに適していると思いますが
今まで多くのポーズ人形を作ってきたので
今度は、敢えて、オールビスクの球体関節人形で作りたいと思っていました。
大きいので胴体は3分割にしていますが
背もたれ、支えなしで、自力でしっかり座ることができます。
何時間でも大丈夫です。
私流の夢二、どんな「黒船屋」なるのでしょうか・・・?
お楽しみに!!
9月13日 晴れ
いよいよ着付けです。
絵の女性はかなり着崩した感があるので
難しい着付けになりそうです。
衿元・・・う~ん、もう少し崩れるかなぁ~?
品格を落とさずに・・・!!
<只今、検討中!>
9月11日 晴れ
<出会ってしまった着物柄>
以前から、ある作家の絵を見て、「いつかは作りたいなぁ~」って思っていました。
時々、頭の片隅をよぎっては
そのうち・・そのうち・・と
自分に言い聞かせていました。
ところが・・・
出会ってしまったのです!!
その絵の女性が着ている着物柄に・・・
これはもう、作るしかない!!
…という訳で、作りました。
【着物作り】についてざっくりご紹介させていただきます。
生地は「紬」です。
*色=少しだけオレンジ色に染めました。
「みやこ染め」のホットを使用 (手芸店に売っています)
洗って干します。
*人形の寸法にあわせて型紙を作ります。
*裁断して縫い合わせます。
*裾合わせをし、ふき綿を入れて「ふき」を作ります。
「ふき」が出来ました。
「褄」は特に注意深く、丁寧に縫います。
*袖を作ります。
*衿を付けます。
出来上がりました!
今回は“はんなり感”を出すために「広衿」にしました。
因みに、すっきりした粋な江戸好みは「バチ衿」といって同じ衿巾にします。
着物は直線縫いなので、縫い方を覚えればそれほど難しくはありません。
着物によっては、柄合わせなどもなかなか楽しいものです。