12月3日 晴れ
1984年、今からちょうど40年前の今頃(年の瀬)
私は無我夢中で絵筆を動かしていました。
当時、夢中で読んでいた山岸凉子作【日出処の天子】の主人公【厩戸皇子】を粘土で作り
絵の具で色塗りの仕上げをしていたのです。
竹串とめん棒とビニール袋を広げながら、台所のテーブルで・・・
粘土との出会いは、市の広報を見て、たまたま参加した講習会(ビール瓶を使用した簡単な粘土人形)がきっかけでした。
薄く伸ばすと布のように、乾燥後は硬く石のように・・・
思いのまま造形が出来、彩色も自在に・・・
なんて楽しい素材なのでしょう!
<人物がムクムクと起き上がってくる!!>
粘土の魅力に取りつかれ、独学で一気に作り上げた最初の作品【日出処の天子】が完成しました。
それは正に、私が人形の虜になった瞬間でもありました。
<記念すべき第1作目【日出処の天子】 山岸凉子作・第10巻カバー絵表紙より>
あの日から40年。
継続は力なり!!
<ビデオレター>で40年前の自分に伝えてあげたいワ。
「40年後も作家として人形を作り続けていますよ~」
「相変わらず、自分への挑戦、続けていますよ~」
懐かしい作品と共に40年の歩みを少しだけ振り返ってみようかと思います。
もしよろしければ、お付き合いくださいませね!!