平成31年 4月1日 晴れ
今日は朝からTVに釘付けです。
新元号が発表される歴史的な瞬間をワクワクしながら待っています。
午前11時40分
菅官房長官が首相官邸の記者会見場に入ってこられました。
ついに発表です。
<< 新元号「令和」 >>
新しい扉が開いた瞬間です。
出典は「万葉集」だそうです。
素晴らしい御代となりますように!!!
平成31年 4月1日 晴れ
今日は朝からTVに釘付けです。
新元号が発表される歴史的な瞬間をワクワクしながら待っています。
午前11時40分
菅官房長官が首相官邸の記者会見場に入ってこられました。
ついに発表です。
<< 新元号「令和」 >>
新しい扉が開いた瞬間です。
出典は「万葉集」だそうです。
素晴らしい御代となりますように!!!
2月13日 晴れ
<人形に携わって、幸せ>
昨日と今日、心からそう感じた二日間でした!
昨日は、「大竹京 創作人形グループ展」の初日。
枚方公園の「ギャラリー偏西風」で開催されると聞き、訪れました。
以前住んでいた枚方です。
子供が小さい時、よく家族で<枚方パーク>に行きました。
福島県在住の人形作家で、世界で活躍されている「大竹京」さん
10年ぶりの再会です。・・懐かしい~っ!!・・
福島での展示会には何度も“招待作家”として参加させて頂き、随分お世話になりました。
大竹京さんと
そして、今日・・・
イギリスの展示会に一緒に参加した友人、静岡県在住の人形作家「伊藤真理子」さん
大丸心斎橋店美術画廊の人形展に出展しているので、会いに行きました。
彼女とも10年ぶりくらいでしょうか・・・
「久しぶり~っ!!」
懐かしさいっぱい・・・積もる話はエンドレス・・・!!
若い作家さん達の作品も、創作する楽しさに溢れていて、なかなか見応えがありました。
最高に素敵な二日間でした!!
伊藤真理子さんと
1月18日 晴れ
1月12日、哲学者で文化勲章受章者の梅原猛氏が93歳でお亡くなりになりました。
氏は独特の歴史観で日本文化を探求された方で、
特に聖徳太子と法隆寺の謎を見事に解き明かした「隠された十字架」は、当時大変話題になりました。
常識を覆す学説は衝撃的でした!一気にファンになり、講演も聞きに行きました。
丁度その頃、聖徳太子(厩戸皇子)を主人公にした、山岸涼子作「日出処の天子」が大ヒットしていて
厩戸の大ファンだった妹が「おもしろいよ~! 読む?」と言って持っている全巻を貸してくれました。
これもまた衝撃的でした!!
<はまりました・・・どっぷりと・・・厩戸に・・・!!>
その後、法隆寺には何度も何度も足を運びました。
聖徳太子とされる「救世観音」は春と秋、特別開扉されるのですが、
夢殿は薄暗く、あまりはっきり見ることが出来ませんでした。
ところが、ラッキーな事に、修理の為「救世観音」が夢殿から出るという機会に巡り合いました。
これは、布に巻かれた秘仏を夢殿から出したフェノロサ以来の事でした。
「救世観音」と「百済観音」2体並んで一般公開されました。
360度、全方向から間近に観ることができたのです。
その衝撃は今でも忘れることが出来ません。鳥肌が立ちました。
「救世観音」・・やはり体の後ろ半分が完全に欠落し空洞化され、光背は頭部に打ち付けられていたのです。
鬼気迫るその表情は「観音」ではなく「人」そのものでした!!
隣に立つ「百済観音」の流麗でしなやかな佇まいとは全く対照的でした。
梅原氏の学説に確信を得、まるで金縛りにあったかのように、その場から離れることができませんでした。
実際に、気が付けば4時間程、ずっとその場にいたのを覚えています。
~~「聖徳太子」<厩戸皇子>~~
その謎めいた存在に魅せられ、熱い思いを抱いていた時、粘土に出会いました。
そして、一気に<厩戸皇子>を作り上げました。
35年前の秋の事です。
「知の巨星」梅原猛氏の斬新な学説に影響を受けたひとりです。
本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 合掌
1月9日 曇り
「七草粥」を終え、お正月気分も抜けて、
通常の生活リズムがやっと戻ってきましたね。
今日は、ゆったりと落ち着いた気分で
いつもの仲良しグループと大阪市立美術館に
「ルーブル美術館展」を観に行ってきました。
大阪市立美術館
古代から19世紀まで、「肖像芸術」をテーマに約110点が展示されていました。
音声ガイドのオフィシャルサポーターは「高橋一生」さんで、
ソフトな語り口と分かりやすい解説がとても心地よかったです~っ!!
「肖像」がテーマだけあって、リアルな大理石彫刻が数多くあり
人形を作っている私には大変参考になりました。
中でも、セーブル王立磁器製作所による
<フランス王妃マリー=アントワネットの胸像>
は美しく、なかなか見応えがあり、迫るものがありました。
また、「ナポレオン1世のデスマスク」も衝撃的でした!!
本場パリのルーブル美術館では、あまりの数の多さに圧倒され
1日では回り切れず、「疲れた!!」という思いがあったのですが
今回の展示はテーマが絞られていたので、とても見やすかったです。
14日までやっています。
<一見の価値あり>・・です・・是非!!
平成31年 1月1日 曇り
明けましておめでとうございます。
平成最後の元日を迎えました。
新しい時代の幕開けです。
素晴らしい年でありますように!!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
11月8日 晴れ
「玳瑁螺鈿八角箱」
今年も「正倉院展」に行ってきました。
70回目を迎える今回は、平成最後の開催となります。
約9000件の宝物の中から56件が展示されていました。
近鉄奈良駅から東へ約15分。
右手に興福寺(阿修羅像で有名です)を見ながら、緩やかな坂道をゆっくり歩けば
会場の奈良国立博物館に着きます。
旦那様が元気な時は、よく二人で観に行っていました。
病に倒れてからは、暫く遠のいていましたが
また最近、仲良しのお友達と観に行くようになりました。
どんなに忙しくても、この展示会だけは外せません。
~~1300年前の“時間旅行”~~
毎年、胸を躍らせて会場へ向かいます。
「玳瑁螺鈿八角箱」や「平螺鈿八角鏡」をはじめ
聖武天皇ご遺愛の品々はどれも気品に満ち溢れています。
古の宝物が放つ崇高な美しさ、その技術の素晴らしさ・・!!
名工達の指先の動き、刃先の鋭さ、息づかいまでもが伝わってくるようです。
まさに至宝の逸品と言えるでしょう。
高松塚古墳壁画に描かれた女性用の巻きスカートのような衣装も華やかでした!!
天平の風を受けて優雅になびくその姿を想像すると、采女達の澄んだ声と衣擦れの音が聞こえて来そうです。
また、光明皇后が履いたと思われる刺繍飾りの室内履きも、とても可愛らしいのです。
足元のおしゃれも楽しんでいたのですねっ!!
因みに、光明皇后は大化の改新で有名な藤原鎌足の孫、
夫君である聖武天皇は、天武天皇、持統天皇夫妻のひ孫ですよね。
これって、凄いですーーーーっ!!
8世紀の空気に直に触れていた名品の数々を
21世紀の私達が今こうして間近に観ることができるのです。
こんな嬉しいことはありません。感激です!!
ご存知の通り、「正倉院宝物」は聖武天皇崩御を悲しんだ光明皇后が
四十九日法要の際、東大寺の大仏に献納したのが始まりです。
< よくぞ残してくださった!! >
と、今年も光明皇后に感謝しながら会場を後にしました。
来年はどんな名品に出会えるのでしょう。とても楽しみです。
帰りに立ち寄った興福寺の五重塔と落慶法要を終えたばかりの中金堂。
雲ひとつない爽やかな秋空に美しくそびえ立っていました。
10月12日 晴れ
朝夕の風がひんやりとして、日ごとに秋らしくなってきましたね。
今回の「アンナ」もたくさんの方とお会いできる事になり
大変うれしく思っております。
本当に有難うございます(^^)
お会いできる日を今から心待ちにしております。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ドライヤーで髪を整えて・・・
「うさ耳」の髪飾りを付けて・・・
お洋服を着て・・・(地味だけど一応大島紬なんです)
「うさ耳」は自由に形を変えることができます。
そばに置いて、楽しんでくださいね。
9月2日 晴れ
さあ、9月が始まりました。
日中、まだまだ残暑は厳しいですが、朝夕の風が心地よく感じられるようになりましたね。
さて・・
「くらしと生協」による<好きな暮らし>2018秋冬号の販売がいよいよスタートしました。
今年も「川崎裕子の抱き人形」でお世話になります。
名前は「アンナ」といいます。
どうぞよろしく!!
去年の「マリー」は少しおっとりした感じでしたが
今年の「アンナ」はくりくりおめめの“おしゃまさん”です。
オリジナル手作りクッションを2個をお付けしました。
思わず頬ずりしたくなるようなお人形・・
いつもそばに置いて、語りかけたくなるようなお人形・・
そんなお人形作りをいつも心に留めて制作しています。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
どうぞよろしく!!
8月31日
記録的な暑さだった今年の夏。
気が付けば8月も今日が最後になりました。
天候以外でも、色々熱かったですねぇ~!
特に、今年の甲子園!
感動をありがとう!!
いつも以上に、応援にも熱が入りました。
そして、アジア大会・・水泳、陸上のメダルラッシュ。
昨日行われた4×100mリレーは圧巻でした!!
2020東京オリンピックが楽しみですね。
明日から9月。
日も短くなり、雲の形も変わってきました。
静かに耳を澄ませば、夜風と共に、草むらから微かに虫の声が聞こえて来ます。
残暑はまだまだ厳しいですが、季節は確実に秋へと向かっているようです。
7月17日 晴れ
猛暑の中、「祇園祭」に行ってきました。
<山鉾巡行>は以前、このブログでも紹介したとおり
何度か見に行ったことがあるのですが、
<宵山>は今回が初めてになります。
予てから、祇園祭を是非観たいと熱望していた妹が
胸を躍らせて、新幹線でやって来ました!
うぅ~!・・京都の暑さは、半端ない!!
しかし・・・めげることなく
京都最大イベント「祇園祭」を2日間に亘って最高に楽しみました~っ!!
昨日16日の<宵山>・・・
“長刀鉾”(なぎなたほこ)です。
毎年、「くじ取らず」として必ず巡行の先頭を行き、稚児が乗る唯一の鉾。
2階に上り、数々の素晴らしいお宝を観ることが出来ました。
地元保存会の皆様が大切に守り継いでおられるのです。
“函谷鉾”(かんこほこ)にも上りました。
鉾の中から見える景色です。
天井には素晴らしい鶴の刺繍が。
日が沈むに従って、幻想的な景色に変わっていきました。
コンコンチキチ・コンチキチン・・・祇園囃子がなり響きます。
小振りの“山”にも灯が燈りました。
賑やかで美しい京都の夜は最高です~っ!!
そして・・・今日は山鉾巡行。
長刀鉾を先頭に、疾病邪気を払いながら
酷暑の中を23基が京の町をゆるりと進みます。
この一年、無事でありますように!!
山鉾が通る御池通の道沿いで、小さな石碑がふと目に留まりました。
京都らしい歴史が、日常の中にさりげなく存在しているのですねぇ~!
祇園祭を通して知る「日本の宝」
これからも、大切に守って行きたいですね!!
平成最後の「祇園祭」のパンフレットです。